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ブログの記事が書けない時どうする？どうしたらいい？という相談をよく耳にします。

ブログの記事が書けない...といった時、書けないには大きく分けて二通りあるように私は思います。

１つ目は、ネタがないとか、どう書いていいかわからないとかの理由。

そして２つ目は、環境の変化や突然の出来事によるものや精神的理由。

今回は、２つ目の「環境の変化や突然の出来事によるものや精神的理由」でブログの記事をかけなくなった場合の、ちょっとした乗り越え方について考えてみたいと思います。

ブログの記事が書けない理由

ブログ記事を一生懸命積み上げてきても（一生懸命というのにも個人差がありますが、笑）長い人生、書けなくなるときがあります。

ネタがないからとか、どう書いていいかわからないとか、仕事が忙しくて時間が作れないとか、そんな理由ははっきり言って結局自分次第でどうにかなるわけなんです。

ネタがないなら探せばいいし、どう書いていいかわからないなら調べたりすればいいし、どうしても書く気があるなら睡眠時間ぐらい減らせよ！...ぐらいの話なんです。

できないとすればそれも結局自分の努力が足りなかったり、自分の時間の使い方が下手だったり、最終的に言い訳をしていたりするわけです。

私も時にそちらに属する人間であったりもします。

ただ、ここでいう「ブログの記事が書けない」とは、環境や精神的な理由で書けなくなるという場合のことです。

嬉しい環境の変化をあげれば

• 結婚
• 出産

悲しい出来事や避けて通れないことをあげれば

• 大切な人との永遠の別れ
• 離婚
• 親の介護
• 災害

などがありますね。

嬉しいことは、どちらかといえば計画的なもので、スケジュールの予想が立てられるものです。結婚式はいつごろになるとか、妊娠したら出産予定日というのがわかったり、その日に向かって計画が立てられるわけです。

ところが特に悲しい出来事や災害は突然訪れる...

正直ブログどころではなくなるのです。

ブログの記事が書けない状況【私の場合】

今回、私は震度６強ほどの地震を経験しました。これで地震災害は三度目です。

経験した者にしかわからない恐怖を説明しても仕方のないこと。

ここでは状況を淡々と説明します。

突然の揺れ、寝ている子供たちに覆いかぶさり、叫び声や物が落ちる音の中ただただ揺れがおさまるのを待つ夜。

終わったな...と思いました。

停電。

断水。

度重なる余震。

停電は二日目に回復されましたが、水との戦いはここからです。

断水が続くと、飲料水は比較的確保しやすいのですが、トイレの水が大変なんです。

自宅のトイレが無事だと水さえバケツで流し込めば使えるのでとにかく水が必要となります。

お風呂の水は抜いていなかったので３日ぐらい持ちました。

• 隣の市にタンクを持って水をもらいに行く
• トイレは毎回バケツに汲んでは流す
• 夕方になると水の出る親戚のうちに行って洗濯をさせてもらい、お風呂も入らせてもらう
• その間も、自宅内の片付けに追われる
• 災害ゴミをまとめ運ぶ
• お墓の確認（墓石も倒壊）
• 必要なものを開いてるお店まで買いに行く次から次へやることが...

次から次とやることが...

夜やっと落ち着きますが...「大丈夫？」と心配のメールに返信を...

全然大丈夫じゃないのに、「大丈夫だよ！ありがとう」と返信することが正直しんどい毎日。

心身ともに疲れ果て、パソコンを開く気力さえ湧いてこないのです。

頭が働かない（脳が全く動かない）。

風の音、きしみ、トラックの通る音、全てが地鳴りに聞こえみんなで身構える。

恐怖。

そして生活水が出始めたのは、断水６日目のことです。

地震から２週間目に入った今でも閉店の店も多く、会社も通常出勤に至っていないところも数多くあります。

正直ブログどころではありませんでした。

ブログの記事が書けない時は休むに限る！

自分の部屋も片付き、水問題が解消された頃、記事を書かなければとパソコンを開きました。

当たり前のことですが、ブログは書くことが仕事です。

アドセンスも楽天アフィリエイトもブログ記事があってこその収益。

「せっかく頑張ってきたのに、ここで歩みをとめることはできない！」と記事を書こうとするのですが、集中できない自分がいて、それこそ「何を書いたらいいのか…。」と文章すら出てこないのです。

生あくびばかりでるし、眠い...

心が折れる…ということはこういうことなのでしょうね。

そのとき私が何をしたかと言うと、「何もしなかった」のです。

見たくもないテレビをつけてボーッとする。

子供たちと遊ぶ。

寝る。

期限付きの仕事はこなしたけれど、ほかは何もせず頑張らない生活です。

だってホントは全然大丈夫じゃないんですもん、私！！

ブログの記事が書けない私は「書けない自分」を記事にした！

そんな中、どうせ書けないなら、「書けないこと」を書いてみようかなと思いつきました。

自分のブログだもの、「まっいいか！！」という感じです。

決して投げやりな気持ちではなく、何かを書き始めればまた前に進めるかも、という願いもありました。

災害というのは周りがみんな被災しています。だから弱音を吐くことや泣けないことがとても多いんです。

みんな頑張ってしまうのですね。

私もそのひとりです。だから私は自分のブログで文章を書くことにストレスのはけ口を求めたのかもしれません。

そんなことを考えていたら面白いことに、気持ちが落ち着いてきたのか記事ネタ探しをしている自分がいました。

「前回の地震の後購入した蓄電機が今回大活躍だったなぁ、記事にしよっ！」と自然に蓄電機の写真を撮ってる自分が！

やる気力も100%にはまだ戻ってはいませんが、私はこうしてブログ記事を書く作業を開始したわけです。

もし私のように何か心が折れてしまう出来事があったなら、「書けない自分」を記事にしてみてはいかがでしょうか。

本当はそんな出来事が無いほうがよいのですが...ね。

まとめ

結局、ブログの記事が書けない時どうするのかというこの記事は、自分のために書いた記事なのかもしれません。

私は書けないことを記事にすることからまた書き始めます。

これから先の記事は、また誰かの役に立てるものを書くことができればと考えております。